私も空もいじめ被害者。お互いに辛く苦しい思いをして来たから、分かり合えることも多々あります。お互い痛みがあるからこそ、より絆が強くなっているのかなと思います。
ただ、私も空も思うのが、被害者か受けた心の傷、実際に被った目に見える経済的な損失。そういった被害救済や、被害回復は、加害者の将来や更生などの理由をつけられて、裁判で被害回復を訴えることも、実名でこうした文章に対して書き込むことも禁じられ、もし、私が実名で加害者の名前を公表すると、罪を背負わなければならなくなります。被害者が辛い過去を抱えながら、なんら被害回復や救済措置を受けられることなく、深い闇を抱えながらこれからも生きていかなければならないのに、加害者はもう何もなかったかのように、一切罪を背負うことも、謝罪することもなく、のうのうと生きています。私たちの年齢だと、早いやつでは孫がいる奴もいるかもしれません、そんな奴に限って、孫が可愛い。どんなことしても守るとか、そんな歯の浮くようなことを、自分が犯した過去の罪も忘れていったりしてるんだろうなって思う私です。
それに、元嫁と離婚したときも、元嫁が起こした離婚裁判で、私や息子が受けた精神的・肉体的暴力に対する損害の回復や、統一教会に支払った経済的被害の回復を元嫁に求める意向を調停員に話すと、支払能力がないこと・次男が元嫁と暮らすことになって、次男の将来を考えたら、元嫁に損害賠償を求めると、暮らしが成り立たなくなるなど、影響が大きすぎるので、損害賠償を取り下げるようにされて、私には何一つ被害回復が図られることはありませんでした。
いじめ加害者の将来や、元嫁と次男の生活が大事。それはよくわかるんですが、それじゃあ私や空の将来や暮らしはどうなってもいいんですか?加害者がなんの罪にも問われず、きちんとした謝罪もせず、何事もなかったかのようにのうのうと生きていける世の中、司法でいいんですか?私は被害を受けた側の深い心の傷や経済的損失に対しては、きちんとした罪を償わせるべきではないかと思います。
本当、今の司法は被害者が報われない状態になってます。今のままで、自分が被害者になった時に、私や空のようなことを言われて、納得できるんですか?今のやり方を作り上げた司法関係者や政治家に対して聞いてみたいです。