sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

事件の涙

今日、以前録画した事件の涙を見ました。佐賀県鳥栖市で起きたいじめ事件で、実名と顔を明かして加害者に対して裁判を戦う佐藤和威さんのことがしょうかいされてました。
佐藤さんが経験したのは体にあざができる位の身体的暴力を伴うものや、刃物をちらつかせて脅す脅迫などで、今も深いPTSDに苦しみながらも、裁判を戦う様子が紹介されてます。
裁判ではいじめがあったと、当初認めていた鳥栖市教育委員会も、採番ではいじめを認めず、悪ふざけの延長だったと、主張を覆し、加害者も、加害者の親も悪ふざけだったなどと主張し、裁判所一審の佐賀地裁も市教委の主張を認め、市教委の責任を認めず、加害者に対してもごく僅かな賠償金の支払いが命じられただけでした。二審の控訴審でも、加害者の賠償金の支払いは一審よりも増額されましたが、鳥栖市教育委員会の責任は認められませんでした。
学校も市教委も逃げ切りを図るのに必死で、なんとしてもいじめを認めようとしない姿に、同じいじめ被害者として、本当に許せない気持ちになりました。日本の教育関係者は、キツイ言い方ですが、日本の学校教育委員会は、生徒一人ひとりの命よりも、教育関係者の自信の地位や名誉のほうが大事なんです。だから生徒がどんなに苦しもうが、自殺しようが、まずは自分の地位と名誉が大切なんです。そうでなかったら、いじめともっと真剣に向き合い、隠蔽したり、ごまかしたりしないですよね?自分の身が可愛いから、必死になっていじめをなかったコトにするんですよね?生徒の命より自分の地位や名誉のほうが大事な教育組織に、明るい未来はないわ。