sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

結愛ちゃん虐待死・躾の怒りが暴力に

船戸結愛ちゃん虐待死事件で、保護責任者遺棄致死罪と傷害罪などに問われた雄大被告は4日、東京地裁で開かれた裁判員裁判の被告人質問で「躾がうまく行かず、怒りが暴力に変わった。感情のコントロールができなかった」と虐待をやめなかった理由を語りました。

雄大被告は、16年4月に優里被告と結婚するにあたって、当初は明るく笑顔の多い家族を思い描いていたと説明しました。ただ、結愛ちゃんは優里被告と前夫との子で、父親になることに重圧を感じていたそうです。

同居を始めると「躾」の一環で朝起きる時間と夜寝る時間が決まっていない結愛ちゃんに、生活リズムを整えるように求めました。しかし「結愛は言うことを聞かず、怒りを感じ、暴力を振るうようになった。当初は抵抗感があったが、次第に薄れていった」と話しています。結愛ちゃんが雄大被告に敬語を使うようになり、「心の距離を感じた」とも述べました。

虐待がエスカレートしたきっかけは、18年1月の香川県から東京都目黒区への転居だったそうです。先に上京していた被告は、結愛ちゃんから、離れ離れになっている間に食事をたくさん取り、勉強をしていなかったと聞かされ、「怒りがこみ上げてきた。強い形の暴力になっていった」と当時の心境を振り返っています。

2月下旬には、勉強をするように指示していたにも関わらず、結愛ちゃんが横になっていたことに激昂。首を掴んで風呂場につれていき、馬乗りになった状態で冷水シャワーを浴びせ、両手で顔面を殴り、腫れ上がった結愛ちゃんの顔を見ながら「ボクサーみたいやな」と言い放ったそうです。

事件では、結愛ちゃんが書き残した「もうおねがいゆるしてゆるしてください」とのメッセージが見つかっています。雄大被告は「あの子の悲しみ、心の痛みはこの言葉では語り尽くせていない」と涙ながらに語りました。事件については「すべて私の責任」とし、結愛ちゃんへの気持ちを問われ、「親になろうとしてごめんなさい」と述べました。

 

私も二人の子供を育てて、規則正しい生活を送らせるために、夜寝る時間や朝起きる時間を決めたり、テレビを見る時間は何時までと決めたりしてましたが、強制ではなく、どうしたら約束事を守れるのか、子供と話をして規則正しい生活を送ることの大切さを時間をかけて言い聞かせてましたが、このような激しい暴力を伴う虐待をしなくても、子供はきちんと話をすれば理解してくれます。また、雄大被告は勉強させることに躍起なっていたみたいですが、子供は遊びを通してルールを守ること、約束を守ること、他の人と交流することの大切さなど、いろんな社会性を身につけていく時期であり、机に向かって文字を書いたり、数字を書いたりするだけが勉強ではありません。子供は遊びを通して社会性を身につけ、いろんなことに興味を示し、学んでいくものです。文字を覚えるのも、数字や計算を覚えるのもその延長線上にあるものです。

私は雄大被告からの言葉や涙を流したというのは、自分が犯した罪を軽くするだけの演技にしかすぎないと思います。虐待の主犯として、また結愛ちゃんの人生を奪い、多くの人の人生を狂わせた重罪人として、厳しい判決がくだされることを望みます。また、この男を父親だと言ってほしくないです。こんなやつを世の中は父親だと言いません。鬼畜です。人の面した鬼です。