昨日も日本全国で700人を超える感染者が発表されたコロナウィルス。今は大都市圏から次第に地方の中核都市などへの広がりを見せていますが、連日のように感染者が数多く報告されているのに、いまだに政府は「明らかに4月ごろまでの時とは状況が違う。緊急事態宣言を出すことは考えていない」と言っていますが、その理由は、重症者患者が今のとこr少ないというのが主な理由だそうです。でも重症患者が少ない今のうちに手を打っておかなければ、医療崩壊が起きると思うのは私だけではないと思います。現実に、都内の重症患者は増加傾向にあり、21人まで増えていて、今月初めに比べて3倍以上に増えているという報告もなされていますし、医療体制が脆弱な離島(鹿児島県の与論島)の病院でクラスターが発生するなど、医療現場で働く人たちは「医療体制がひっ迫している」という声を上げています。それでも国はまだ「医療体制はひっ迫していない」と言い切っていますが、その医療体制がひっ迫していないと言い切る根拠はどこにあるのか、いまいち私には納得がいかないようにも思えます。現に医療従事者の方からは不安の声が上がってきているわけで、現場の声をきちんとくみ取ってこれ以上感染拡大が起きないように対策をしっかりと行うべき状況になているのではないかと思います。
私から見れば、「国は国民の健康安全よりも、いかに経済を立て直すかに一生懸命で、経済の立て直しが最優先なんだろうな」そんな気がします。今はGo Toキャンペーンなどやってる場合ではなく、いかに感染を封じ込めるかが一番大事なんじゃないかなと思う私です。現に経済を循環させるために都市封鎖の解除などをした海外の国や都市で、再び感染拡大が起きていて、再び規制がかけられたり、ロックダウンが行われた事例はいくつもあります。日本だけは例外というわけにはいかないと思いますが…。