sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

君の膵臓をたべたい

昨日の夜、テレビで放送されて、録画しておいた「君の膵臓をたべたい」を観ました。タイトルから、結構猟奇的な物語なのかと思ってたんですが、膵臓の病気を抱えながらも明るく元気に暮らす山内さくらという女子高生と、本を読むことが大好きな男子高生の交流を描いた甘く切なく、そして最後は意外な結末を迎える青春物語でした。男子高生が病院でさくらが日記として書いている本を見つけて拾うところから交際が始まり、次第に打ち解けて、お互いを意識するようになり、膵臓の病気で長くは生きられないと告げられ、家族と男子高生以外には話していない。誰にも言わないでと言われ、その約束を守りながら月日が流れ、夏休み。膵臓の数値が少し悪化したため病院に入院しますが、病院から抜け出して、花火祭りを楽しむ二人。やがて退院の日が来て、二人のお気に入りのカフェで待ち合わせをしていましたが、彼女が現れることはありませんでした。
 あまり詳しく書くとネタバレしますのであらすじについてはこれくらいにしておきますが、ここ最近は暗いニュースが多い事もあってか、こういった日常を描いた映画やアニメを観ると、心なしかホッとした気分になりますね。私がよく見ているメジャーセカンドや、あひるの空は、野球やバスケに青春をかけた主人公の成長の物語が描かれていますし、君の膵臓をたべたいでは、病気を抱えながらも、明るく健気に青春を謳歌するさくらと、春樹の交流が描かれています。
アクション映画や特撮映画も見ていて楽しいですし、スリルがあってハラハラドキドキしますが、こういった、どこにでもいそうな主人公の物語に、見ていてホッとする私です。ただ、最後はちょっと衝撃的なラストでしたけどね…。
もし私が大切な彼女から、自分の体が大病を抱えていて、家族と私以外に話していない。誰にも言わないでほしいと頼まれたら、平常心でいられるのかなぁ。そっと彼女の体を気遣いつつ、楽しいことを二人で堪能できたらいいなと見ていて思いました。