日曜日の早朝に発生した大阪府吹田市の千里山交番襲撃事件。古瀬鈴之助巡査が胸を刺されるなどして意識不明の重体になっています。この事件では古瀬巡査のピストルが強奪されて、さらに住宅街で一発発砲音が聞こえたという情報もあるなど、地域を震撼させた事件です。
この事件では、虚偽の空き巣被害の電話が交番にあり、3人で当直していた警察官のうち、2人が先に交番を出て、古瀬巡査が一人になった所を襲撃されたわけですが、これまでの警察の調べから、計画性が極めて高い事が伺えます。飯森容疑者は徒歩で逃走を図り、途中で服を購入したり、虫よけスプレーを購入したりして、途中で購入した服に着替えて行方をくらまそうとするなど、用意周到に準備していたことが分かります。
飯森容疑者は精神障害に関する手帳を持っているそうですが、もしそれが事実ならば、精神障害ということで罪を軽くするようなことはしないでもらいたいです。それと精神障碍者がこのような事件を引き起こすというような、謝った偏見が広がらないようにしてもらいたいです。
それと、この事件でいまいちわからないのが、何故交番を襲撃したのかということです。警察などに恨みがあるのであれば、逮捕された時点で供述すると思うんですが、意味不明なことを供述しているようですし、犯行の動機が分からないですね。
古瀬巡査は手術によって少しずつ快方に向かっているようですが、まだ予断を許さない状況だそうです。一日も早い回復をお祈り申し上げます。それと、警察官の身の安全の守り方について、ピストルを早急に強奪されにくいものに変更するなどの対策を行ってもらいたいですね。そうでないと一般市民と警察官の安全が守れないと思います。
