大阪市住吉区で行方不明になっていた赤坂彩葉さん(12)が、行方が分からなくなってから7日目の昨日、栃木県小山市で、犬塚交番に駆け込んで「監禁されている」などと告げて保護されて、彩葉さんの証言をもとに警察官が、監禁されていたところに着くと、そこには15歳の茨城県内の中学3年生の女子生徒も一緒に監禁されていて、この家に住んでいる自称派遣社員の伊藤仁志容疑者(35)を未成年者誘拐や、監禁の容疑で逮捕しました。伊藤容疑者は容疑を否認しているという事ですが、警察官が監禁されている現場を現認しており、言い逃れはできないでしょうね。
彩葉さんは「二人が寝ているすきに逃げ出してきた」ということで、交番に駆け込んだ時は靴は履いていなかったそうで、食事は一日に一回程度、入浴は二日に一回程度だったという事です。彩葉さんの話では、SNSで知り合ったそうで、警察は詳しい事件の背後について調べるそうです。
この事件、幸い猥褻な行為をされた後に殺害されたとか、最悪な事態は避けられてよかったですが、何が伊藤容疑者をこのような犯罪に駆り立てたのか、その動機の解明が必要ですね。
この事件で思い出したのが、山梨県のキャンプ場から忽然と姿を消した女の子。ひょっとしたら誰かに監禁されていて、逃げ出せずにいるんじゃないかって思いました。あれだけ探しても何の痕跡すら見つからないなんて不思議ですよね。事件現場となったキャンプ場近くの沢には恐らく防犯カメラも付いていないでしょうし、車のドライブレコーダーにも写っていないでしょうからね…。この未解決事件も早く女の子が無事にご両親のもとに帰ってくることを祈りたいと思う私です。
