大相撲初場所に進退をかけて出場していた横綱稀勢の里が今日引退を発表しました。あの日馬富士との一戦で追った怪我の影響からか、得意の左の押っつけができなくなってしまって、自分の相撲の型に持って行くことができなくなってしまっていたのかもしれません。
引退会見で横綱は「土俵人生に一片の悔いもない」と話していましたが、やはり引退するというのは、寂しさがあったのかもしれませんね。涙を流しながらの言葉が印象的でした。
昨日敗れた時点で引退もあり得るかなとも思っていたんですが、本人もいろいろと悩みぬいての決断だったと思います。
私としてはまだ32歳なので、怪我をしっかりと治して復活してほしいと思っていたんですが、残念ですね…。
これで日本人横綱が不在となってしまいましたが、今は若手の有望な力士も育ってきているので、御嶽海などの活躍に期待したいと思います。
今後は後進の指導に当たり、年より荒磯を襲名するということですが、立派な横綱を育てて欲しいなと思います。