sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

フェアーじゃねぇ

 このところ、実にフェアーじゃないと思われるような事案が連日新聞紙上をにぎわしてますね。東京医大の不正入試問題や、女子の点数を引き下げて、女子学生が不利な扱いを受けていたというニュースや、ボクシング協会の不正判定や、協会の会の会長であった山根昭氏の黒い交際。レスリング協会の伊調選手に対するパワハラ問題など、アンフェアーだと思うニュースが数多く報告されています。
 東京医大の入試問題は、文科省の幹部の息子が合格できるように不正に点数が操作されていたものであり、事実上の裏口入学であるようにも思えます。また、女子の受験生が不利な扱いを受けるなどの不正行為が行われてきました。それも医大側の勝手な理由で行われてました。本来受験は男女関係なく、公平公正であるべきであり、このような不正が行われてはいけないはずです。医大の責任もあることながら、監督官庁である文科省の責任も大きいと思います。真面目に受験勉強をしてきた受験生の努力を無にするような行為は糾弾されるべきです。
 
 また、ボクシング連盟の問題でも、山根前会長のお気に入りの選手を勝たせるようにするなどの不正があったとされています。山根前会長は否定していますが…。告発状が出されているので、恐らく山根前会長の圧力があったのでしょう。何度か試合のVTRを見ましたが、明らかにダウンを奪っているにもかかわらず、ダウンを奪われた選手の方が判定で勝って、実に不可解な判定だったことをうかがわせるVTRが度々流されています。あらゆるスポーツのジャッジは公平でなければならず、どちらか一方の選手に勝たせるように働きかけを行う・不正を行うようなことがまかり通れば、スポーツの公平性・透明性が失われます。
 ロンドンオリンピックの時だったでしょうか、ボクシングの決勝で不正な判定をしたとして、ボクシング界から永久追放された審判がいましたが、ジャッジに対しても、ミスジャッジは仕方がないにしても、故意に判定を捻じ曲げるようなことはあってはならないことです。あらゆる技術を駆使してミスジャッジをなくしていこうとしている最中に起こったこの問題は、大きな影響が残りそうですね。山根前会長が辞任したからそれで終わりということで済ませてはいけない問題だと思います。ましてや暴力団関係者と交際があったなどというのはもってのほかです。スポーツは健全なものであって、反社会的勢力との関わりは持ってはならないはずです。まぁ、山根会長の辞任は当然でしょうね。

 伊調選手に対するパワハラ問題にしても、栄氏の「俺が強くしてやったんだ」「俺が勝たせてやったのに、離れていきやがった」などという思いがあったのかもしれませんが、練習拠点をどこに置くのか、誰の指導を受けるのかは、伊調選手の個人の自由であって、栄氏が力づくで抑え込んでいいものではありません。
 
 このところ、スポーツや学校の現場で「フェアーじゃねぇ」と思うこと方手続きに起きてますね。日本の礼を重んじる志。フェアープレー精神はどこに行ってしまったんでしょうか。