3月24日、千葉県松戸市の六実第二小学校に通っていた、小学3年生だったレェ・ティ・ニャット・リンさんの行方が分からなくなって、26日に我孫子市の排水路で、首を絞められて、全裸で遺体が遺棄されているのが見つかってから、一か月になります。
この事件では、子供たちの見守り活動をしていた澁谷恭正容疑者が、死体遺棄容疑で逮捕されました。子どもの見守り活動をしていた人物が容疑者として逮捕されたことで、大きな衝撃を与えました。
澁谷容疑者は今もかたくなに黙秘を貫いているようですが、澁谷容疑者が普段使っている軽自動車から、リンさんの毛髪などが見つかっており、DNA鑑定の結果、リンさんのものと断定されています。澁谷容疑者の車の中に、リンさんの毛髪が落ちていたということは、リンさんが澁谷容疑者の車に乗った(乗せられた)ことは間違いないと言っていいでしょう。また、衣服やランドセルなどが遺棄されていた現場近く、遺体が見つかった現場の近くを、澁谷容疑者のものとみられる車が走行していたこともはっきりとしています。犯行について、何か知っていることがあるのであれば、黙秘を続けるのではなく、きちんと話すべきではないでしょうか。いくら認められている権利とはいえ、一人の女の子の命を奪ったわけですから、罪の重さを認識してもらいたいです。
私は、リンさんのお母さんがフェイスブックに投稿された、リンさんが産まれたばかりの弟をあやしながら♪桜が咲いたら一年生〜♪と歌いながら、小学校に進級するのを楽しみにしていた映像が忘れられないです。あのあどけない、明るい女の子の命を奪った犯行は、絶対に許せないです。
