2月からの実施が予定されているプレミアムフライデー。毎月最終金曜日を早く退社する日として、15:00前後に仕事を終えるよう、政府が各業界団体に働きかけているそうです。このぴれミアムフライデー、低迷する消費を喚起するのが第一の目的なんだそうで、早く退社して空いた時間で買い物や土日を使っての旅行にお金を使ってもらおうというのが、その狙いだとか。
まぁ、早く帰れるのはいいとして、果たしてどこまで浸透するんでしょうか。例えば、最終金曜日を早く帰ったとして、次の日が休日出勤や、中小企業の場合、普通出勤ということもありうるわけで、それだと、本来の趣旨に反することになりはしないでしょうか。また、月一とはいえ、金曜日の退社時間が早くなるということは、その分の仕事をほかの日に済ませなければならなくなるわけで、過重労働が増えたりしないか？ということもふと頭をよぎった私です。
プレミアムフライデーを実施するのであれば、翌土曜日の出勤を禁止するとか、日々の残業の上限を法律で決めるとか、そういたことをしないと、何の意味もなくなってしまうような気がします。
プレミアムフライデーを実施するよりも、もっと労働時間の短縮を働きかけるとか、日々の残業時間の上限を法律で決めて、厳しく取り締まるとか、そういったことをしてくれた方がありがたいような気もする私です。日本はあまりにも長時間労働が横行しすぎてます。
