北朝鮮北東部の地下核実験場のあるプンゲリ付近で、今日の日本時間の9：30分ごろ、自然の地震波とは異なる波形の地震波を観測したと発表しました。地震の規模を示すマグニチュードは5.3・震源の深さは0㌔ということです。韓国国防省当局者によると、爆発の規模は10キロトンでこれまでで最大規模だそうです。
北朝鮮の核実験は、今年1月6日の「水爆」と主張する実験を実施して以来5回目です。韓国朴槿恵大統領は、専用機で訪問先のラオスから帰任する途中だったオバマ大統領と緊急電話会談を実施し、新たな国連安保理の決議採択を含め、あらゆる手段で北朝鮮を圧迫していくことで一致したということです。
安倍総理も「核実験なら断じて許容できない。強く抗議しなければならない」と表明。岸田外務大臣は「国連の場で強いメッセージを発出しなければならない」と強調しました。日米韓は安保理に緊急会合の開催を求める方針で、北朝鮮への追加制裁を目指す日米韓に対し、友好国の中国がどういう態度を示すかが焦点になりそうです。
核実験により、北朝鮮の核弾頭の小型化が一層進めば、暖冬に核を搭載した「核ミサイルの脅威」現実化しかねないだけに、北朝鮮には次期アメリカ政権をにらみ、「核保有国」の地位を既成事実化させるとともに、9日の建国68周年に合わせ、国威発揚を図る狙いもあるとみられています。北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射で朝鮮半島情勢は、一段と緊迫したものとなりそうだと報じています。
また核実験の強行…。核兵器を開発するたびに、自国民の生活はじり貧な状態になっているのに、そんなにこの国は核兵器開発のほうが大事なんでしょうか。一発の核爆弾を作る金で、どれだけの国民を養っていけると思っているんでしょうか。まぁ、国のトップに立つのが、金正日の息子の、あのお坊ちゃまですからね。親からロクな教育も受けていないでしょうし、自分の意に沿わないものは、側近であっても容赦なく粛正するようなやつですからね。ここのところ、金正恩体制になってから、ますます独裁色を強めているような気がします。自分はいいもの食べて、ぶよぶよに太った肉の塊と化しているのに、自国民は今日明日の食べ物にも困窮した状態になっていてもなんとも思わないんでしょうね。フランス革命の時に、マリーアントワネットが言ったとされる「パンがないのなら、ケーキを食べればいいのに」ふとこの言葉を思い出した私です。
