人気アニメちびまる子ちゃんのお姉さん役(さくらさきこ)の声を長年担当してきた声優の水谷優子さんが17日、乳がんのために亡くなられたということです。享年51歳という若さでした。所属事務所の青二プロダクションが19日、公式サイトで発表しました。
水谷さんは1985年に『機動戦士Zガンダム』で声優デビューし、アニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲』のレイナ・ストール役で脚光を浴び、「ミニーマウス」の日本語吹き替えや「ブラックジャック」のピノコなど、数々のアニメや洋画の吹き替えで活躍しました。
水谷さんの代表作といえば、やっぱりちびまる子ちゃんのお姉さん役でしょう。1990年の第一回放送から26年もの長きにわたってお姉さんの声を担当しました。
平成2年の初回放送から長きにわたりお姉ちゃん役を演じていただき、「ちびまる子ちゃん」を楽しく盛り上げていただいておりました。ここに哀悼の意を表し、心からのご冥福をお祈り申し上げます。
とのコメントが掲載されました。
フジテレビ広報部は取材に対し、「水谷さんの訃報の現場スタッフも心を痛めています。水谷さん最後のアフレコは4月22日。22日と29日の放送回まで収録しています」とコメントしています。
水谷さんの後任となる声優については後日発表します。
ということでした。水谷さんといえば、やっぱりちびまる子ちゃんのお姉さん役が一番に思い出されますよね。お調子者で、どこか間の抜けたまる子に対して、ちゃきちゃきして、しっかり者のお姉さんっていうイメージが強いキャラですが、あのお姉さんの声も聞けなくなるんですね。ちびまる子ちゃんはハードディスクに録画してあるんですが、大事にDVDにダビングして残しておこうと思います。ちびまる子ちゃんも、放送年数が長くなってきており、これまでレギュラーで声を担当していた方々も亡くなられたり、変わられたりしています。その中で、まる子とお姉さんの声は、初回以来ずっと変わらないままでした。まる子の声を担当されているTARAKOさんも、お姉さんの声を担当されていた水谷さんも、本当にキャラと声がよくマッチしてます。今度の放送は水谷さんをしのびながらテレビを見ようと思います。
改めて心よりご冥福をお祈り申し上げます。