sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

相模原市中学生自殺事件・母親が取材に応じる

 神奈川県相模原市で、両親から虐待を受けて、児相に保護を求めた男子中学生が自殺した問題で、母親がFNNの取材に応じました。取材に対し、「約束を破ったことがあり、殴ったことはあるが、虐待ではない」と話しました。
 談志中学生の母親は、「虐待と思ってません。一回親と約束をしていたことを、ちょっと守られなかったので、そこで自分が悪いことをしている認識がなかったというところで、伝わらなくって、手が出てしまった」「児相に行っていて、関係性がよくなってなかったと、私たちは思っているので』『悲しくないわけがないじゃないですか』などと語りました。

この問題は、両親から虐待を受けて,相模原市の児相に保護を求めていた、当時中学1年生の男子生徒が、2014年11月に自殺を図り、今年2月末に死亡したもの。

男子生徒が自殺を図る半月前に、中学校の教師から、児童相談所の職員に、「男子生徒が、父親から暴行された」と連絡がありましたが、緊急性はないと判断して、上司に報告しておらず、相模原市は、対応を検証する方針です。

約束を破ったから手が出てしまった…。それくらいで生徒が児相に保護を求めるようなことをするでしょうか?コンビニに駆け込んで、警察沙汰になるような事態にまで発展してたんですよね?父親が投げ飛ばしたっていうことも明らかになっているんですよね?学校側も虐待が行われているとして、児相に通報しているんですよね?生徒は「家に居場所がない」と周囲に漏らしていたんですよね?それだけの証拠があるにもかかわらず、虐待と思っていないって…。なんか、報道されていることと、この母親が言っていることに矛盾を感じた私です。
 恐らく、この母親は自分が虐待に加担しているという感覚がなかったのではないのかって、取材のVTRを見てそう思った私です。仮にこの母親が虐待に加担していなかったとしても、父親が暴行を加えていたのを見ていた・知っていたはずで、それを見逃した責任は大きいと思います。