昨日の夜8:24分頃、小笠原諸島の西方沖を震源とするマグニチュード8.5の地震が発生しました。東京都小笠原村の母島と神奈川県二宮町で震度5強・埼玉県春日部市などで震度5弱の強い揺れを観測したほか、全都道府県で震度1以上の揺れを観測しました。震源の深さは590キロと深い地震だったため、津波の発生は無かったですが、これが震源の浅い地震だったらと思うとぞっとしますね。
この地震、震源が深く、硬い岩盤の上を地震波が通過したために、地震波が弱まることなく遠くまで地震波が到達して、日本全国で揺れを観測する地震となったわけですが、震源から700キロ以上はなれたところにある神奈川県や埼玉県などで震度5弱以上の揺れを伴う異例な地震だったように思います
地震の規模では東日本大震災のマグニチュード9.0に次ぐ規模の地震だったそうですが、東日本大震災以降、日本の地殻が大きく変ったとも言われています。今回の地震の震源域のすぐ近くでは、関連はわかりませんが、西ノ島新島が今も活発な火山活動を続けていますし、一昨日は口永良部島が爆発的な噴火を起したばかりです。今後どこで地震が発生してもおかしくない状態なんだなと改めて思い知らされた地震だった様に思います。日ごろから備えあれば憂いなしといいますが、最低限の食料や飲料水の確保はしておいたほうがよさそうですね。我が家でも災害時に困らないように缶詰や飲料水を常にストックしています。今一度非常時のことを考えておく必要がありそうですね。
ゆれの強かった地方のみなさん、大丈夫でしたか?規模の大きな余震が起こる可能性は低いということだそうですが、念のため注意してください