今日のお気に入りミュージックは松田聖子さんの時間旅行です。この曲がヒットしたのが私が中学生の頃。この曲を聞いていると、初めて自分が一人旅をしたときのことを思い出します。初めてなので、誰も頼ることのできない不安と旅立ちへの期待と色んな思いが入り混じっていたのを思い出します。それから幾度となく一人旅を経験して、息子が参加するようになり、今年の夏は次男も参加しての旅となりました。この歌では空港が舞台となっていますが、私としては時間旅行の出発点は駅であり、終着点も駅です。電車のドアが閉まって動き出すと、これからどんなたびの風景が私を待っているんだろう。いつも期待とわくわく感を楽しみながら出発するのを待つときって結構楽しいものです。この歌の舞台の空港と、私がいつも旅立ちを迎える駅という違いはあっても、朝、旅立つときの気持ちって実に新鮮ですがすがしいものです。
時間旅行
出発ロビー 飛行機の
翼が窓に映る
懐かしい声 振り向けば
少し痩せた横顔
あれが新しい人？
寄り添って親しげに話してる
そうよ二年振りね
気がついて遠くから会釈したわ
もしあの日に別れなければ
同じ翼で旅してた
時計の針は戻せないのね
二度とはあなたの腕には帰れない
私はパリへ一人旅
あなたは西海岸
走り寄りたい気持ちだけ
必死に押さえてたの
好きよ今もたぶん
隠してもさとられてしまいそう
忘れ去ったはずの
愛なのにまた胸が痛みだした
一瞬だけの時間旅行ね
二人の過去がよみがえる
チケット手に旅立つ前に
もう一度だけ瞳で会話して
もしあの日に別れなければ
同じ翼で旅してた
時計の針は戻せないのね
二度とはあなたの腕には帰れない
この歌を聴いていると空港や駅では色んな出会いと旅立ちがあるんだなと思います。今度私が旅に出るときはどんな出会いがあるんでしょうか。皆さんには旅立ちの思い出とかってどんなものがあるんでしょうか。なんかドラマティックな感じがしてこの歌は好きです。
