電車のDVDで旅行気分を

　私は電車でどこかに旅行に出かけるとき、デジカメとビデオカメラと、ビデオカメラを固定する雲台と多めのバッテリーを準備して出かけるんですが、私にとっての特等席は運転席後方の前面展望が楽しめるところ。気が向けば乗務員の方に許可を取って運転席後方の右側のところにビデオカメラをセットして前面展望を撮影して、家に帰ってからDVDのディスクに落とし込んでいるんですが、このところ電車に乗って遠くに出かけていないので、今まで撮影した前面展望や側面展望のうち、全線での撮影が住んだ山陽本線の前面展望を写したDVDを見ながら、家でちょっとした旅行気分を味わっています。撮影した方向は山陽本線の終点である門司駅からスタートして上り列車に乗って神戸から先、更に新快速に乗って米原までの景色を写したDVDを見ています。撮影した季節や時間帯が区間によって異なるので、季節の変化と共に景色を楽しんでいます。門司を出発すると、関門トンネルを通過して山口県内に入り、富海駅付近や柳井駅を過ぎてからみえてくる周防大島付近の瀬戸内海や宮島を間近に眺める区間、瀬野八越え・糸崎から尾道付近で見える島並み海道や因島のすぐ近くを通る区間、田園風景が広がる岡山県内の様子・明石海峡を眺める区間・大都会神戸・大阪・京都を最高時速130キロでかっ飛ばす新快速の迫力ある前面展望などが収録されています。やはり昔、電車の運転士になりたかった夢の代わりというか、運転士になったような気分が味わえて気分最高です。やっぱり電車に乗ったら自分で運転しなくていい分、景色を楽しまないともったいないです。そして旅の記録として写真やビデオに残しておかないと旅の感動も半減してしまう様な気がします。皆さんも電車で旅に出かけるときは、新幹線や飛行機も早くて便利ですが、鈍行列車に揺られていく旅も面白いですよ。