sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

学習能力のある人・ない人

 皆さん、プライベートや仕事でいろんな人と相対しているとき、「この人ってすごい学習能力がある人」と感じたり、「この日とまったく学習能力がない」と思ったりすることってありません?
 これは私がまだ結婚生活を送っていたときの話なんですが、熊毛の実家から梅の実と、赤シソをたくさんもらったので、梅は梅ジャムと梅酒に、赤シソはシソジュースにするよって言って、子供たちに梅のヘタをとる作業をさせている間に、私はホワイトリカーとグラニュー糖を買いに出かけて、家に帰ってヘタの取り具合を見ていたら、次男が誰が教えたわけでもないのに、爪楊枝を器用に操ってきれいにヘタを取り除いてました。元嫁はかなり悪戦苦闘していて、次男に手ほどきをしてもらいながらとっていましたが、次男のようには行かなかったみたいです。そして、息子に梅の実をきれいに洗う手伝いをさせて、梅の実のヘタを全部とり終えたところで、全員集合させてまずは梅ジャムつくり。なべに梅の実を入れて、グラニュー糖を梅の実が見えなくなるくらいかけて、後は弱火で煮詰めて、裏ごしして完成となるわけですが、同じことを元嫁にやらせると、甘味が弱すぎてとてもじゃないけどおいしいとはいえない代物になってました。どれ尾くらいグラニュー糖を入れたか聞いたら、梅の実がまだ半分くらい見えてた。というではありませんか。「俺はグラニュー糖を、梅の実が見えなくなるまで入れるように言ったはずじゃけど」というと、「そうじゃったっけ?」と。「こいつまるで人の話を聞いてねぇから同じことをやってもだめなんだよな。」そう思いながら、もう1回グラニュー糖を足して、何とかまともな味になったんですが、私がお菓子の作り方を手ほどきしてやっても、まったく作ろうとしないし、お好み焼きの作り方を伝授してやっても、生地がやわらかすぎたり、逆に粉っぽくておいしくなかったり、何度教えてもうまく行かない感じでした。元嫁が不思議そうに「あんた、お好み焼きの生地つくるとき、小麦粉を適当に入れてるけど、なんで私が作ったらおいしくならんのかねぇ」というので、「てきとうに入れてるわけじゃない。小麦粉を入れながらどれくらいの固さになったらオーケーかしっかり見とるわ」そう言うと、なんで自分はうまくできないのかまだわかっていないようでした。私もお好み焼きの生地の作り方は母から教えてもらったわけではないですが、いつも母のそばで作る所を見ていたので、覚えたのです。ポテトサラダにしてもジャムにしても、そのほかの料理にしても母に造り方を教えてもらったことなんてありません。でも、自然とそばで見ていて覚えたのです
。これが学習能力のある人とない人の差なのかなぁ~。ふと昔のことを思い出しながら考えた私です。皆さんの周りでも何度教えてやっても同じミスをする人っていません?そういう人に何か物事を教えるって結構疲れます。元嫁がまさにそのタイプの人間でした。