もうすぐゴールデンウィーク。夜空を見上げると春の星座が南の空から東の空にかけて広がっています。今の時期ちょうど20:00に南の空にやってきているのがしし座。?マークを裏返したような形の星の並びが良く目立ちます。そしてその東側に位置するのがおとめ座。明るく光る一等星スピカ（麦の穂という意味）が純白の光を放っています。そして、そのおとめ座には今、土星がいます。リングのあるあの姿は宇宙の神秘さを感じさせてくれます。
春の星座を探すのに便利なのが北斗七星です。北斗七星のひしゃくの部分を北のほうに伸ばしていくと北極星に行き着きます。北極星はほぼ真北に位置しているので、方角を知るのに便利です。そして北斗七星の柄の部分を弓なりに延ばしていくとオレンジ色に光る明るい星に行き着きます。これが牛飼い座のアルクトゥルスという星です。ここから北斗七星からの曲線をさらに延ばしていくと先ほどのおとめ座のスピカに行き着きます。この北斗七星から続く明るい星の並びを春の大曲線といいます。そしてアルクトゥルスとスピカを底辺として西に向かって二等辺三角形ができるあたりにしし座の尾に当たるでねぼらという星に行き着きます。この三角形を春の大三角と呼んで、春の夜空では良く目立つ存在となっています。このしし座からおとめ座
