今朝、ラジオで猫にまつわる創作童話が放送されていて、ふと思い出したのが、今から30年くらい前、私の運転する車の前に現れた猫の親子のこと。私が夜、先輩夫婦の家に遊びに行こうと、車を運転していたら、目の前に猫の親子が飛び出してきました。そして、母猫と一部の子猫は道を渡り切ってましたが、二匹ほどが道路の真ん中で戯れ始めて、母猫が必死に呼びかけてましたが、子猫は遊びに夢中になっていて、私もこのままだと、
「この子達が事故に遭う」
と、思い、車から降りて、そっと子猫たちを抱き上げて、母猫たちが松道路脇に連れて行くと、母猫は安心したように
「にゃ〜」とないて、出迎えた後、私にありがとうございましたというように、頭を下げて、もう一度「にゃ〜」とないて、私は子猫たちに、
「お母さんに心配かけたらダメだぞ〜」と言って、頭を撫でてやって、手を離してやると、母猫と一緒にどこかにいきました。もうその当時の子猫たちも、世代が変わって、その子猫たちの孫やひ孫の世代になっているかと思いますが、子猫の話が出ると、この話を思い出しますね。