昨年の元日を襲った、マグニチュード7.6の能登半島地震。輪島市や珠洲市、羽咋市など、能登半島を含む、福井県から新潟県にかけて、強い揺れや、直後に発生した津波によって、大きな被害が出ました。これまでに災害関連死を含めて、500人以上の方がお亡くなりになり、復興への道筋もなかなか見えない中での1年となりました。
私はあの時、サッカーの日本代表戦をテレビで観ていて、森保監督が勝利監督インタビューを受けている最中に、地震速報が流れて、中継が切り替わり、テレビのアナウンサーが強い口調で
「すぐに避難するように」
と必死に呼びかけているのが、今でも強く印象に残っています。そして、テレビの画面を通じて、本震と、その後に相次いだ余震によって、建物が傾き、倒壊していく様を見て、あらためて地震の怖さを思い知った思いがします。この地震は、半島地形という影響もあって、半島の付け根部分が寸断されて、さらに航空機で輸送しようにも、能登空港が使えなくなって、さらには船で会場から物資を輸送しようにも、港の護岸が破壊されて、さらに海底がが隆起してしまったために、大きな船が入港できなくなってしまうなど、復興に向けた支援物資の輸送にも大きな影響が出てしまいました。こういった半島地形の地域や、離島での災害発生時の対応に大きな課題を残しましたね。
今日は発災から1年。私も復興を祈りながら、手を合わせようと思います。
そう言えば、大晦日に私がアマゾンで頼んだ、能登のお菓子が、3日から5日の間に届くそうです。美味しくいただきながら、こうして、少しでも、被災地に貢献できればと思う私です。