元日を襲った能登半島地震の発災から1ヶ月。まだ断水している地域や、復興に必要な道路や鉄道の寸断が続くなど、大きな被害が出ました。
確認できただけで230人以上の方が亡くなり、今も行方がわからない方もおられるなど、人的にも大きな被害が出ていますし、インフルエンザに加えて、コロナの感染も広がるなど、避難所での感染症の拡大も大きな問題となっています。
あの震災はみんなが元日で家族揃って団欒の場を迎えていた人も多いと思いますし、久しぶりの再会を喜んでいた人もおられたと思います。まさになんでこの時に。って感じだったと思います。
地震波の解析から、複数の断層が数秒の間隔をおいてずれ動き、長い時間、激しい揺れに見舞われたという事が明らかになりました。複数の断層がずれ動くというのは、東日本大震災や熊本地震などでも見られ、被害を余計に大きくしたとの見方も出ていますが、日本国内のどこに断層があるかは、わからないところも数多く存在するなかで、いかに被害を少なくできるか、私たちも日頃からの備えが大切ですね。
