先日飛び込んできたタレントのリューチェルさんの自死。大元を辿っていくと誹謗中傷があったと言うことでした。SNSで「死ね」などのひどい言葉が書かれていたと言うことでした。
彼はジェンダーフリータレントとしてテレビなどのメディアで活躍されてました。その活躍の裏ではSNSでの誹謗中傷があったとされていますが、匿名性が高いと言うこともあり、だんだんエスカレートしていく危険性があると思いますが、今では差別的な投稿や誹謗中傷に対しては情報開示請求ができる制度もあり、特定されれば莫大な損害賠償請求が課されますし、刑事事件としても重い刑罰が科されます。
匿名性が高いからと言って何を書いてもいいわけではありません。自分が投稿することが個人を攻撃してないか、差別的ではないかを常に念頭に置く必要があるのではないかと思います。
彼はジェンダー平等とか、沖縄出身ということで、太平洋戦争での悲惨な地上戦から平和に対する思いや、命の重さ、大切さを一生懸命発信されてました。そのような彼に向けられた言葉の暴力。許されるはずはありません。
誹謗中傷のない、みんなが気持ちよく使えるネット世界であって欲しいなと思うとともに、リューチェルさんのご冥福をお祈り申し上げます。
