1993年の今日、北海道南西沖の日本海で発生したマグニチュード7.8の大地震。津波の直撃を受けた奥尻島や北海道南西部と青森県を中心にして、230人もの方が亡くなるという大災害でした。
特に奥尻島青苗地区の被害が甚大で、壊滅的な状態でした。
交通網も大きな被害を受け、青函トンネルや函館本線が運休となり、貨物輸送に大きな混乱が生じました。
この時私は北海道旅行を計画していて、お盆休みの頃には、鉄道は復旧してましたが、あちこちで崩れた家屋や損壊した道路などが見えました。途中下車した駅で、近くに郵便局の義援金の受付をしていて、釣り銭などを募金をして旅を続け、北海道を離れる前日、乗り換えのため立ち寄った長万部駅で、義援金として一万円を買い物したコンビニの人に預けて「震災で困っている人のために使ってください」と言って募金して帰ってきたんですが、発生から1ヶ月が過ぎても、まだ余震が続いていて、怖かったのを覚えています。
あれから30年が過ぎて、当時の震災の時の痕跡はなかなか見つけられなくなっていると思いますが、震災の教訓を次世代に残していきたいですね。
