もうすぐやってくる10年の節目の日。

2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災。国内で観測された地震の中では最大のマグニチュード9.0、最大震度7の激しい揺れが日本各地を襲い、発生した巨大津波が東北太平洋沿岸を中心に北海道〜千葉県沿岸に襲来し、壊滅的な被害をもたらしました。中でも福島県福島原発津波の直撃を受けて、原子炉を冷やす電源が全て失われ、水蒸気爆発・原子炉が溶け落ちてメルトダウンを引き起こし、世界に類を見ない原発事故を起こしました。
 あの日本全体に壊滅的な被害をもたらした東日本大震災からもうすぐ10年。ライフラインやインフラは復旧しましたが、今も多くの人が何らかの困難を抱えながら暮らしています。そして行方がわからなくなっている人もたくさんおられます。
 実際に私も壊滅的な被害を受けた街を、語り部の方と一緒に訪れたことがあるんですが、実際に訪れてその被害の実装にふれてみると、自然の前では、私達はいかに無力で小さな存在でしかないと思い知らされます。自然に対しては謙虚でなくてはならないこと、そしてこのような困難な時だからこそ、人と人がお互いに手を取り合い、支え合っていかなければならないかを考えさせられます。今私たちができること、それは今後も繰り返しやってくるこの様な大規模災害での被害を最小限に抑える為にも、語り継いで行かなければならないと思います。後世にこの巨大地震を語り継いで、被害を最小限に抑えることが、この地震で犠牲になられた方の願いだと思いますし、犠牲者に対する最大の鎮魂になるのではないかと思います。震災が起きた3月11日、私は静かに黙祷を捧げようと思います。