昨日投開票が行われた統一地方選。山口県関連では、衆議院議員の補欠選挙が行われ、いずれも自民党系の岸氏と吉田氏が当選しました。また、周南市長選挙なども行われました。特に補欠選挙は注目を集めました。二区は政界を引退した岸元防衛大臣の後継を選ぶとして、岸元大臣の息子の信千世氏が、同じ自民党議員だった平岡氏との保守分裂選挙を制して初当選を果たし、山口四区では殺害された安倍元総理大臣の愛弟子というか、後継者として立候補した吉田氏が、立憲民主党の有田氏などを抑えて初当選を果たしましたが、選挙結果から見ると、相変わらず山口というところは、保守層の支持が高いなぁと思います。よくいえば政治的伝統を受け継ぐ、悪くいえば変わり映えがない政治的に硬直してるところだといったところでしょうか。もう少し政治的に新陳代謝を活発にしていかないとマンネリ化して、それがどうせ自分が投票しても、何も変わらないし、政治に参加する意味を見出せない有権者が増えていってしまうのではないかと思います。
それと、私がつくづく無駄だと思うのが、なぜ選挙を2回に分ける必要があるのか、議員在職中に欠員が出たら、なぜ前の選挙で次点だった候補者を繰り上げ当選させないのか。税金は無限大にあるわけではなく、収入は限られているわけで、無駄なことは徹底的に省いていく必要がある中で、選挙に莫大な税金を注ぎ込むわけですから、こういった無駄をなくせと思う私です。
