この前の日曜日、朝起きてベッドから立ち上がって、部屋のカーテンを開けようとして窓に向かって立ったら、一瞬目の前が真っ暗になって意識を失って、後ろ向きに倒れて、後頭部と腰を打ち付けてしまいました。幸い倒れた床にはマットを敷いてあったので後頭部や腰を強打するということはなかったんですが、意識を失って倒れるのは、やはり怖いですね。
実はこういった症状が出たのは最初ではなくて、これまで、私の記憶にある限りでは4回倒れたことがあるんですが、この内の2回は大怪我をしていた可能性もあり、気をつけてます。
1回目は玄関で靴を履いて立ち上がって、駐車場に向かっていたときに、意識を失って倒れて側溝に足を取られて、膝と右足を強打して、骨折したんじゃないかと思うくらいの激痛が体中を襲い、しばらくの間その場で倒れ込んでました。幸い10分ほどで痛みが引いて、歩けるか確かめてみたところ、強打して痛みはあるものの、歩ける状態だったので、怪我をしなかったのが不幸中の幸いでした。
2回目は前の会社で、仕事がトラブって生産が止まったため、生産現場のメンテナンスをしていて、しゃがんだ状態から立ち上がって、メンテナンス用の道具を取りに歩いていたら、また一瞬意識を失って倒れたんですが、この時は膝と顔面を強打して、膝と顔面から出血して、急いで外科に向かい、治療をしてもらって帰ったんですが、流石になにかおかしいと思い、脳神経外科を受診してMRIを撮ってもらって、精密検査を受けたんですが、診断結果は、脳波に異常はなくて、診断された結果は「起立性低血圧症」という聞き慣れない病名でした。私は元々血圧が低くて、上が95前後で下が70前後。血圧の低さが引き起こす病気だそうで、血圧を上げることはなかなか難しいということでした。なのでこの病気は自己防衛するしかなくて、ゆっくり立ち上がることしか、防ぐ手立てはないそうです。
でもいくら気をつけていても、気を抜くと必ず襲ってくるこの症状。この前も一瞬の気の緩みから症状が出たんですが、今の仕事は階段の上り下りが結構あるので、階段を歩いているときに症状が出ないように気をつけてます。本当、立った状態で意識を失ったら防御姿勢の取りようがないですからね。「あっ、倒れる」と思った瞬間、倒れるしかないですからね。みなさんの中にも、私のように血圧が低い人がいるのではないかと思います。立ち上がるときは、ゆっくり慌てずに立ち上がるようにしてくださいね。
