WHO(世界保健機関)は、日本時間の今日未明、記者会見を開き、新型コロナウィルスについて、「パンデミック状態にある」と発表し、新型コロナウィルスが事実上、世界的大流行の檀家に入ったと認めました。今後も感染者・死者の数ともに増えることが予想されることから、WHOは更なる各国の対策強化を求めています。
ようやくWHOもパンデミック状態にあると認めたわけですが、あまりにも遅すぎたのではないかと思います。今回のコロナウィルスの最初の震源地となった中国武漢では落ち着きを取り戻しつつあるわけで、このタイミングでの発表は、中国に配慮したのではないかという岩佐も出ていますが、これはあくまで噂の域を出ていないので、佐田kではありませんが、もっと早くからパンデミック宣言を出して、注意喚起を行う必要があったのではないかと思います。
このパンデミックショックで、まず最初に大きく影響を受けたのが株式市場ではないでしょうか。アメリカのニューヨーク市場では1400ドルを超える値下がりとなりましたし、日経平均株価も850円以上値を下げて、終値が18500円台まで値下がりしました。ここまで影響が大きくなると、リーマンショック以来となるわけで、今後早いうちに終息するのか、さらなる感染拡大が引き起こされるのか、注視しなければいけないのではないかと思います。
ここでやはり気になるのが、東京オリンピック・パラリンピックが予定通り開催できるのかという事ですが、早く終息しない限り、参加する選手も来れない状態になるんじゃないかと思います。私は無理に今年の開催にこだわらず、延期という選択肢もあっていいのではないかと思います。オリンピックに参加する選手や、観戦に来る人たちに安心して楽しんでもらうためにも、一番いい方策を検討するべきではないかと思います。
