いよいよ明日から消費税が10%に引き上げられます。たかが2%…。されど2%…。一回の買い物で見ると、そう大した増税ではないかもしれませんが、あらゆるモノやサービスに課税されるわけで、日々の暮らしの中では、ボディーブローのように、後々になって響いてくるものなのかもしれません。キャッシュレス決済をするとポイントを還元するとか、イートインでは10%、テイクアウトだと8%の軽減税率適用とか、いろいろとあの手この手で景気の失速を起こさないように躍起になってますが、恐らく景気は下振れすると思います。以前、消費税が導入された1989年、5%に引き上げられた時、8%に引き上げられた時、いずれも景気は失速しました。やはり消費額の10%が税金だというのは大きいですよ。まえにもかきましたが、あらゆるムダなものを削って歳出を抑えて、それでも財政状況が良くならないから消費税を上げさせて欲しいというのであれば、私も納得しますが、単に財政状況が厳しいから増税させてくれというのであれば、ただ単に国民に痛みを押し付けているだけです。まぁ、政治屋さんにとっては、私たちが使うようなお金は、はした金に過ぎないんでしょうけどね。自分たち雄は多額の収入があるから痛くもかゆくもないんでしょうね…。