安部総理は18日夜首相官邸で記者会見し、来年10月に予定されている消費税10％への引き上げを1年半先送りし、21日に衆議院を解散すると発表しました。衆議院選挙は12月2日公示・14日投票となることが決まりました。
首相は消費増税先送りに伴って解散･総選挙を行なう理由について、「税制こそ議会制民主主義と言ってもいい。その税制においておおきな変更を行なう以上、国民に信を問うべきであると考えた」と述べています。
でも、一昨年の民主党との協議で、消費税を10％に引き上げるときの条件として景気が悪ければ増税を先送りしたり、取りやめたりできる条項が盛り込まれていたはずです。だったら、衆議院を解散せずに国会内で討論を重ねた上で判断してもよかったのではないかと思います。今日本は選挙に大金をかけるほどの余裕はないはずです。衆議院が解散総選挙となれば天文学的な経費がかかります。選挙に大金をつぎ込むような金があるんだったら、東日本大震災や広島の土石流災害など、大規模災害の被災地の復興に使うべきじゃないでしょうか。なんか、今なら支持率も高いので、今のうちに信任を得ておけば、後々の政策実行がやりやすくなるという読みがあるように思えてなりません。
勝敗ラインについて安部首相は「自民･公明両党で過半数を維持できなければ退陣する」と述べていますが、私は自民党には入れたくないし（自民党と言うより、安部首相じたいが嫌い。私の大嫌いな統一教会と深いパイプがあるものですから)、民主党は前回政権を担った時にもろさが露呈していましたし、他の野党も頼りないし。この大儀なき選挙、一体どこに投票しようか、正直迷ってます。
まだ時間はあるので、各候補者･政党が掲げるマニフェストを見ながら投票を決めようと思います。
