私はいろんなジャンルの音楽を聴いていて、J-POPからロック、クラシック、童謡唱歌などいろいろと聴いています。その中から、はてなブログに移籍した最初のお気に入りミュージックは文部省唱歌の故郷を取り上げたいと思います。故郷は高野辰之作詞、岡野貞一作曲の名曲で、高野辰之の出身地である長野県の飯山市から眺めた斑尾高原を歌ったものではないかとされています。この曲を聴いていると、昔懐かしいもう二度と戻ってくることのない、私が幼かった頃の思い出が頭の中によみがえってきます。私が生まれ育った大阪は青い山や清らかな水は見られませんでしたが、故郷に残してきた友達は元気にしているだろうか。懐かしい故郷の情景を思い出すとき、私自身無邪気だった幼いころに戻れるようなそんな気がしています。現代語に訳した歌詞を書いてみようと思います
故郷
作詞 高野辰之 作曲 岡野貞一
兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき故郷
いかにいます父母 つつがなきや友がき
雨に風につけても
重いいづる故郷
志を果たして いつの日にか帰らん
山は青き故郷
水は清き故郷
秋の深まりとともにこの曲を聴くと、また故郷に帰りたい。そう思う私です。