sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の怪談話パート2

 高校の時に金縛りにあった私。それからしばらくは、恐怖体験などなく平穏無事に過ごしてました。そして、私が就職して最初の正月連休。青春18きっぷが一日分余ってたので、まだ乗っていなかったJR九州日田彦山線に乗って、英彦山に行ってみようかと思い、時刻を調べて電車に乗り込んだ私。ルートは、自宅最寄り駅→下関→小倉→田川後藤寺→彦山→日田→大分→小倉→下関→自宅最寄り駅というルートをたどりました。朝一番の列車に乗って英彦山には午前中に到着。英彦山周辺をぶらついて2時間くらい過ごしたでしょうか。彦山駅に戻って列車に乗って、久大本線日豊本線経由で自宅に戻ったのは確か22:00過ぎだったと思います。疲れていた私は帰ったらさっさと風呂に入って、布団にもぐりこんで寝ました。
 真夜中に目が覚めて、時間を見ると2時過ぎ。「さぁ寝よう」と思って目をつむると、体が硬直して動かなくなりました。そして、再び聞こえてきた「ヒタッヒタッヒタ」という足音のような物音。それが私の寝室の前で止まったかと思った瞬間、私の両手両足首に何か重たいものが乗っかっているような、そんな感じがして、両手足が全く動かせなくなりました。そして、再び私の耳元でささやく声が…「今度こそお前を迎えに来たよ…」そういうと、さらに強い力で押さえつけられているような感じがして、私は必死になってお経を唱えて、相手が怯んだのか抑える力が弱くなって、右手が動かせるようになったので、まだ押さえつけられている左にのしかかっている何かを思いっきりつねってやりました。そしてら、相手の何者かは「ぐぇー」っという叫び声を残して消え去っていきました。そこでふっと目が明くようになって、電気をつけて私の両手首を見てみると、明らかに何かに強い力で押さえつけられていたのを物語るように赤くなってました。そして、私の右手に残る、何かをつねった感触。あれは一体何だったのか…「今度こそお前を迎えに来た」と言っているので、私のことを相手は知っているはずですが、私はその相手が何者なのか、何を伝えたかったのか、どうして私をあの世に引き込もうとしたのか、一切謎のまま現在に至ります。
 ひょっとしたら、高校の時に私を連れ去ろうとした相手が、私が霊場として知られる英彦山に行ったのをきっかけに追いかけてきたのかもしれませんね。
 それ以来恐怖の霊体験はしていない私です