「一緒に帰るよ。ついてきてよ。お父さんと一緒に帰るよ』そう涙ながらに叫ぶお父さんの声を聴いて、私も同じ年代の子供を持つ親として、胸が非常に痛くなりました。突然大事な娘さんを失った悲しみや苦しみ、シンザト容疑者に対する怒りの心情を思うと、とてもやりきれないです。インタビューでは苦しい胸の内を離されていましたが、理不尽に命を奪われた娘さんが味わった恐怖や痛み、苦しみを思うと、同じ親として言葉も出ないです。
アメリカ国防総省は日米地位協定について、改訂ではなく、改善していくということですが、綱紀粛正・再発防止を求めるというコメントは、翁長知事じゃないですけど、本当に、今まで何度も聞かされてきました。それでもこういった凶悪な犯罪が起きるのは、本気で取り組んでいないからだと批判されても仕方がないのではないかと思います。
今週木曜日からはG7が始まりますが、日米首脳会談では、日本政府としてアメリカ側に強く改善ではなく、改訂・抜本的な見直しを迫るべきではないかと思います。そうでないと、理不尽にも命を奪われてしまった島袋さんの魂が浮かばれないような、そんな気がします。