昨日はかなり厳しい冷え込みで、車のウィンドーもカチコチに凍り付いており、まずは窓の氷を溶かして車で朝4:45分ごろ家を出発。駅について、いつもとは反対方向に向かう、下関方面の始発列車を待って、入ってきた電車に乗車。冷え切った体に電車の暖房が心地よく、車内に座るとあっという間に居眠りこいてました。目が覚めて気づいたらもう新下関。降りる用意を済ませて、下関で九州直通の電車に乗り換え。久しぶりに電車で関門海峡の下を通って、門司でいったん目的地とは反対方向の門司港行きに乗車。門司港始発の快速荒尾行きに乗って、鹿児島本線を南下。この快速列車は南福岡までは9両編成で走って行くんですが、小倉付近ではかなりの乗車があって、長大編成にもかかわらずほぼ満員状態で発車。博多で大勢の乗客が入れ替わりましたが、車内はかなり混雑した状態だったので、やはり始発駅から乗って正解でした。
南福岡で後ろの3両が切り離されて、6両編成となった快速列車で、荒木まで乗車。ここで、後続の八代行きの普通列車に乗り換えて、のんびり各駅に停車しながら熊本県に入って荒尾に到着。福岡都市圏輸送区間はここまでで、在来線を乗り継いで熊本方面に向かう場合、最低でもここで乗り換える必要があります。新幹線開通までは長編成を組んだつばめや有明が頻繁に行きかってましたが、荒尾以南の鹿児島本線は完全なローカル輸送区間になりました。都市の規模から言って、日中は普通列車と快速列車が1本ずつというのはちょっと運転本数が少ない様な気がしますが。
その鹿児島本線を南下して、上熊本で下車。ここで熊本電鉄の菊池線に乗り換えます。この菊池線、上熊本と北熊本の間で、完全に運用が分かれており、藤崎→御代志間の藤崎線の方がが直通運転で走っているので、こちらのほうがメインラインのような感じを受けますが、路線の戸籍上は上熊本発のほうがメインラインとなっています。
では早速電車に乗って出発しましょう。ちなみに昨日はデジカメをもっていくのを忘れてしまって、ipodのカメラ機能で写したので、あまりきれいに写っていませんが・・・。
まずは門司港駅で写した783系と813系。783系も、登場してから25年の歳月が経過し、ベテランランナーの域に達しています。そして813系は北九州地区の主力としてよく見かけますが、車内設備も近郊型としては一級品の設備を持っています。またどちらも派手な塗装で目を引きますね。山口県の車両にも、これくらい派手な電車が走ってくれたらいいんですけど。
そして上熊本駅で写した元東急電鉄5000系を譲り受けた5000系電車。この車両、今ではここに2両しか残っていない貴重な車両です。この車両、アマガエルの愛称を持っており、それにちなんでケロロ軍曹のキャラがラッピングされてました。車内放送もケロロ軍曹の声を担当されていた渡辺久美子さんの声で、なかなか面白かったですよ。この車両もいつ引退するか分りませんので、記録にとどめておきたい方はお早目の撮影をお勧めします。
そして藤崎駅で写した京王電鉄からやってきた車両。今ではこちらのほうが主力になっています。
そして、北熊本駅に併設されている車庫には稼動しているのかどうか分りませんが、古い電車が留置されていました。
上熊本に戻って、今度は路面電車へ。
各系統の終点である健軍町で写した電車。この電車に乗って田崎町に向かいます。
熊本市は政令指定都市にもなるくらいの大都会ですが、沿線の道路は交通渋滞も激しく、電車に乗って車を追い越していく感じはなんともいえない爽快感があります。自動車会社に勤務している私がこんなこと言っていいのかと突っ込みいれられそうですが。