今私の手元に一通の大切な手紙があります。それはこの前書き込みをした息子が通っていた小学校のクラスメイトの子供からの手紙です。いじめを受けて学校に行けなくなったその子からのものです。手紙には
お手紙ありがとうございました。おじさんからの手紙を読み、気持ちが楽になりました。いじめを受けていたときは本当につらかったけど、でも今はつらくても支えてくれる友達がいます。
そして中学生になったら新しい友達を作り、辛い事･苦しい事があっても乗り越えていきます。
今はまだいじめを受けていた辛さはよみがえりますが、それも生きていくための試練だと思います。これからも生きてて辛い事があるかもしれませんがおじさん（私のことです）の言葉を思い出して頑張って生きていきます。
最後になりましたが本当にお手紙ありがとうございました。
このように書かれてある手紙です。この手紙を受け取ったのが３年前。それから無事に中学校生活を終えて、新しい進路に一歩を踏み出したところです。私は自分がつらい思いや苦しい思いで押しつぶされそうになったときは、素直に自分の感情を吐き出していいんだよ。つらいときや悲しいときに涙を見せるのは決して恥ずかしいことじゃない。それが人間なんだから。そう書いて手紙を送ってからしばらくして届いた手紙でした。今もたまに年賀状を贈ったり暑中見舞いを書いて送ったりしてますが、元気に毎日を過ごしているようで私も、大切な命を失うようなことにならずに済んでよかった。そう思ってます。これから新しい生活が始まりますが、息子が巣立って行った小学校のみんなに幸せな毎日が訪れてほしい。それが私の願いです。
