埼玉県朝霞市の女子中学生(15)が誘拐されて監禁されていた事件で逮捕状が出ている寺内樺風容疑者(23)とよく似た男が27日の夕方、静岡県のJR伊東駅の防犯カメラに映っていたことが明らかになりました。埼玉県警は電車を使って逃走をしたとみて調べています。県警は寺内容疑者が住んでいた千葉市稲毛区のアパートの現場検証を開始しました。
県警の説明では、寺内容疑者によく似た男が映っていたのは、JR伊東駅の改札付近のカメラ。黒色のジャンパーに緑色のズボン姿で、寺内容疑者が東京都中野区のアパートから27日午前に秋葉原に出かけるときの服装と同じだったそうです。時刻は午後6時半ごろで、女子生徒が保護された6時間後。県警は寺内容疑者が、女子生徒が保護されたことを知って、逃走を図ったとみています。
捜査関係者などによると、寺内容疑者が住んでいた千葉市稲毛区の部屋は、寺内容疑者が通っていた千葉大学の近くにある3階建てのアパートの一室で、二つの部屋があったそうです。女子生徒は「室内にテレビはなく、パソコンがあった」などと説明しているそうです。室内では拘束されておらず、女子生徒はインターネットをする機会があり、両親が自分の行方を捜していることを知って、逃げる機会を探っていたということです。
さらにその後の調べで、寺内容疑者は「大変な事件を起こしてしまい、申し訳ない」と述べているkとが明らかになりましたが、その謝罪の言葉は、被害者の女子生徒や家族に向けたものなのか、自分の家族に向けたものなのかはわかりませんが、だったら最初からこのような事件を起こすなよって思いますね。
さらに女子生徒の供述から、インターネットは閲覧制限がかけられており、閲覧履歴も逐一チェックされていたようです。動画などはみることができたそうですが、自分の両親が行方を捜していることなどを知ることができるようなサイトへのアクセスは制限されていたようです。
まだ寺内容疑者が入院しているため、逮捕はされていませんが、今後このような事件を起こした動機などの解明が待たれるところです。一体何の目的で女子生徒を誘拐したのか、何の目的で2年間にわたり監禁したのか、この変態容疑者には、洗いざらい、嘘偽りなく話してほしいと思います。女子生徒の一切の自由を奪った行為は、どんな理由があったにせよ許せないです。また、女子生徒の名前をフルネームで呼んで、『両親が離婚することなった。弁護士が世話をしてくれるから車に乗って』とうそを言って無理やり車に連れ込んだ行為も許せないです。こんな奴には天誅を下してほしいです。
※パソコン上には女子中学生の本名や顔写真などが掲載されているサイトもありますが、これからの本人の精神的なことを考えると、本名や顔写真を公開するのは控えておいたほうがいいのではないかと思います。今後の彼女の健全な心身の成長を考えてあげてほしいと思います。
