sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

船戸雄大被告に懲役13年

 目黒区で2018年3月に船戸結愛ちゃん(当時5歳)が死亡した事件で、保護責任者遺棄致死や傷害罪などの罪に問われた船戸雄大被告(34)に対し、東京地裁裁判員裁判は15日、懲役13年(求刑18年)の実刑判決を言い渡しました。森下実裁判長は「主導的で最も重要な役割を果たした」と述べました。

 判決は、雄大被告が18年1月下旬から、躾として結愛ちゃんの食事を制限し、2月からは暴行を加えたと認め「食事制限は不相応で苛烈。暴行は常習的で執拗だった。もはや、躾という観点からかけ離れ、感情に任せた理不尽なものだった」と指摘しました。

 さらに結愛ちゃんを救えるのは、自身や母親の優里被告(27)=1審懲役8年=しかいない状況を理解していたのに、虐待の発覚を恐れて医療措置を受けさせなかったと認定。「結愛ちゃんの苦しみ、悲しみ、絶望感は察するに余りある。結愛ちゃんの生存の確保への想いは二の次だった」と非難しました。判決によると、雄大被告は18年1月下旬ごろから結愛ちゃんの食事を制限。2月24日から26日には冷水をかけ、両手で顔を多数回殴る暴行を加え、同27日ごろには極度に衰弱したことを認識したのに生命を確保する保護をせず3月2日、肺炎による敗血症で死亡させたとされます。

 

裁判員、量刑傾向を重視

 判決は量刑判断にお辺り、保護責任者遺棄致死事件としては「最も重い部類」としつつ、検察側が主張した「比類なく重い」とまでは言えないと判断しました。「ゆるしてください」と書き残した結愛ちゃんのメッセージが社会に衝撃を与えましたが、過去の量刑傾向を超える判断にはなりませんでした。

 裁判員の方は方は判決後に記者会見し、裁判員を務めた女性は「どうしても結愛ちゃんに寄ってしまい、量刑傾向で基準が分かった」と振り返り、裁判員を務めた別の女性も「感情としては量刑を動かしたくなった」と述べています。量刑を巡り激論が交わされたことをうかがわせました。

 最高裁は14年、「過去の量刑傾向を共通認識として評議を深めることが求められる」と初めての判断を示し、求刑の1.5倍とした裁判員の判決を破棄しました。裁判員裁判でも先例を重視すべきだとしましたとされています。

 

 あれだけの激しい暴力を伴う虐待を加えて結愛ちゃんを殺したにもかかわらず、懲役はたったの13年ですか…。未来を永遠に奪われた結愛ちゃんの命の重さに比べたら、あまりにも軽すぎませんか?求刑よりも5年も刑期を短くするのであれば、誰もが納得のいく理由を裁判所を説明する必要があるのではないのでしょうか。裁判の傾向がこうだから判決はこうだというのであれば、裁判員を実施する必要などないような気がします。私は検察側の求刑する18年でも刑が軽すぎるのではないかという感じがしましたが。この判決を天国で結愛ちゃんはどの様に聞いたのでしょうか。この男、絶対反省なんかしないと思います。裁判所で涙を流したというのも、こいつの、少しでも裁判が自分に有利になるようにという演技だったのではないかと思います。こいつは一生刑務所から出てくるなと思う私です。