先月、芸能活動をしていた女子大学生、富田真由さんが岩嵜容疑者に刃物で刺されて、意識不明の重体になっていた事件、入院している病院側の発表によりますと、先週末に意識を取り戻したということです。まずは無事に意識を取り戻すことができて、最悪な事態は避けられたわけですが、まだ、面会は謝絶だそうです。
この事件は、好意を寄せていた岩嵜容疑者が、プレゼントを贈ったものの、返品されたことに憤慨し、一方的に恨みを募らせて、犯行に及んだわけですが、本当に恐ろしい事件でしたよね。
あとは、意識を取り戻した彼女が、傷が残る自分の体を見てどう思うか、あの時に味わった恐怖や痛み、苦しみなどが、フラッシュバックでよみがえっては来ないか、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症するのではないかという不安もありますが、まずは、一命をとりとめることができて、本当に良かったです。何の落ち度もないのに、刺されて命を失うようなことがあったら、家族や身内の方々、仲間や親友も、やりきれないでしょうから。あとはけがの回復を願いたいと思います。
一方で岩嵜容疑者ですが、『富田さんとの結婚を考えていた』とも供述しています。一方的に好意を寄せて、断られたら、殺すつもりで刺す…。一体この男は何を考えているんでしょうね。
これは私の経験からいえることなんですが、私もストーカー行為を受けたことがありますが、ストーカーをやってるやつらは、「自分がこんなに相手のことが好きなんだから、相手も自分のことが好きなはずだ」と思い込んでいる点が一番怖い所です。私も交際を断ったら相手が脅迫してきて、警察沙汰になりましたからね。ストーカー規制法も、もっと適用範囲を広げて、さらに厳罰を科すべき時期に来ているのではないでしょうか。
