sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編


 盆連休で仕事が休みなので、元嫁と顔を合わすことが多く、非常に苦痛を感じていた私。本来なら仕事から離れることができるので、気分もリフレッシュできるのでしょうけど、この当時の私は、「家にいるよりも仕事に行っているほうが気楽」という状態でした。会社に行って仕事に没頭している間は、元嫁とのことも統一教会のこともすべて忘れることができましたから。
 その苦痛な盆連休が終わって、仕事が始まり、最初に迎えた有給で仕事が休みの日。私は元嫁が言っていた「定期貯金をすべて解約した」ということが本当なのか、私と二人の子供の通帳と銀行印をもって郵便局に行ってみました。そして「定期貯金を解約したいんですが。」と窓口の人に告げて調べてもらうと、やはり口座には数百円の利子を残してきれいさっぱり解約されてました。2人分合わせて200万円あったのに…。さらに、私の定期貯金を預けている銀行に行って確認をしてもらったところ、やはり同じようにほんの少しの利子だけを残してきれいになくなっていました。私の貯蓄あわせて、300万円がなくなっており、さらに韓国に行く前には給料が振り込まれる口座には、渡航費用を下ろした後、30万円ほど残金が残っていたんですが、それもおよそ25万円が下ろされていて、残金は5万円ほどでした。貯蓄がほとんど底をついた状態に「これから一体どうやって暮らしていったらいいんだろう…」「もしまとまったお金が必要になったときどうしよう…」など、いろんな不安が頭の中をよぎってました。郵便局員の方の話すことも、銀行員の方の話すこともまったく頭の中に入らず、まるで他人事のような感覚にとらわれていました。

家に帰ってから元嫁に私は問い詰めました。
「お前、あれだけの金を俺に何も相談なしで解約したよな。あれは絶対に手をつけてはいけない金だって何度も念を押しただろ。これから一体どうやって生計を立てていくんだよ」
「だって、あのお金で息子の障害が治ったり、みんなが幸せになれるんだったら安いものじゃん。私はみんなに幸せになってほしいんよ」
「何がみんなが幸せに。だよ。あんなクソくだらんものに関わってみんなが幸せになれるのかよ。何の相談もなしに勝手なことをしやがって。あれだけのものを蓄えるのに、どれだけの苦労をしたと思ってんだよ」
「本当にみんなが幸せになると思ったんよ。あんたに相談したら絶対反対するにきまってるじゃん。だから相談せずにやったんよ」
「テメー、俺が毎日どれだけしんどい思いをして働いて、お前らを養っていると思ってんだよ。朝も昼も夜も関係なく汗水流して働いて、それでお前らを養ってるんじゃろうが。俺はそんな楽な仕事をして給料をもらってんじゃねーぞ」
「だって、働いて家族を養うっていうのは、男として当たり前じゃん。仕事もしないで家に一日中いる父親ってみたことがない」
「だってもくそもあるかボケ‼‼‼。テメーは人の苦労を全部無駄にしやがって。お前が責任をもって取り返して来い。それができんのじゃったらテメーが働いて全額俺に返せ」
「でも、あの壺とか教会のみんなのおかげで息子はあそこまで成長することができたんよ。それだけは信じてよ」
「本当にお前は馬鹿か。あいつらは息子の障害を金儲けの手段・道具として使っただけじゃろうが。あいつらはな、金儲けのためだったら何でもやるような詐欺集団なんだよ」

このような言い争いが続いて、息子も次男もおどおどしながら私たちの間を行ったり来たりしてました。
 もちろんこのことで元嫁が素直に自分がやったことを認めて謝罪することは一切ありませんでしたし、責任を感じて働いて全額を返済するということもなかったです。
 そしてこのころから、元嫁は統一教会の関連ショップであるインチキ印鑑を売りつける「ハピネス」の一員として、印鑑の販売に手を染めるのでした。そのため、家に帰る時間が遅くなり、特に私が夜勤の時は、私が出勤しなくてはならないぎりぎりの時間まで家に帰ってこなくて、子供に夕食を作って食べさせるのも私・出勤前に子供たちを風呂に入れて、布団を敷いて寝かしつけるのも私の役目になっていったのでした。私が怒鳴りつけて、店にも大文句を伝えると、その時だけは早く帰ってくるのですが、しばらくすると元の木阿弥。何事もなかったかのように、遅くに帰ってくるのでした。私が出勤時間になっても帰ってこない時は、次男に「絶対誰が来てもドアのかぎを開けちゃいけんよ。そして電話がかかってきても絶対に出ちゃいけんからね。」そう伝えて会社に向かっていました。