sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

桃田賢人・田児賢一選手・違法賭博に関与

 リオ五輪開幕を控え、各競技団体も選手強化に余念がない所だと思いますが、ここにきて日本スポーツ界を揺るがす大きなニュースが飛び込んできました。バドミントン男子でメダルの獲得が期待される桃田賢人・田児賢一両選手(ともにNTT東日本)が違法賭博に関わっていたことを認めました。プロ野球ジャイアンツに続いての賭博問題の発覚。
 バドミントンは、今好成績を収めて勢いづいていただけに、大きな打撃となりそうです。
 
 日本バドミントン協会が入る東京渋谷区の岸記念体育館には朝早くから多くの報道陣が詰めかけたそうです。教会の銭谷欽治専務理事は「まさかという思いで驚いている。想定外。非常に残念だ」と話しています。協会は10日の臨時理事会で日本代表の桃田選手に対する処分を協議する方針で、銭谷専務理事は「厳しい処分にならざるを得ない」と険しい表情で話しました。
 バドミントン日本代表は、全英オープン女子シングルス決勝で、世界ランキング8位の奥原希望選手(21)(日本ユニシス)が39年ぶりの優勝。夏のオリンピックでも金メダルを獲得したことのない競技団体が「最もリオオリンピックで金メダルに近い」と期待されていました。

 東京オリンピックパラリンピックを控え、国はスポーツ界の要望に応え、競技団体への強化費の助成を増強させてきました。リオオリンピックに向けても、メダル獲得が期待される有望種目を対象に、海外遠征や合宿の費用などを負担するマルチサポート事業を実施しています。昨年4月の見直し作業で、バドミントン女子は金メダルが期待される「A」ランクに格上げ。男子もメダル獲得の可能性がある『C』に指定されました。スポーツ庁幹部は「税金が入っているのだから厳しくやらないといけないだろう」と厳正に対応する構えを見せました。


スポーツ界では不祥事が相次ぎ、統治や法令順守の重要性が叫ばれてきました。

近年では大相撲が10年に野球賭博に関わったとして30人を超える力士らが解雇。11年には八百長問題まで発覚。昨年はジャイアンツの4選手が野球賭博に関わったとして、無期限・一年の資格停止処分を受けました。

違法カジノ店への出入りが明らかになった桃田賢人選手と、田児賢一選手が所属するNTT東日本は、本社前に大勢の報道陣が詰めかけて物々しい雰囲気に包まれたそうです。説明を求める報道陣に、担当者は「詳細は調査中なのでわからない」と困惑した様子で繰り返していたということです。

両選手は6日、マレーシアで行われていた国際大会に遠征していました。問題が発覚し、バドミントン部のスタッフが確認したところ、カジノ店に行ったことを認めたそうです。金をかけていたことも認めているということです。

オリンピックを目前に控えて、メダルの有力候補と目されていただけに、残念というよりはまたかっていう感じがしますね。大相撲の野球賭博八百長問題・昨年のジャイアンツの野球賭博問題で、スポーツ選手の資質が改めて問われていたさなかに起こった今回の事案。両選手がオリンピックに出場できないのは当たり前として、オリンピックを夢見て頑張ってきた今までの苦労をすべて台無しにしてしまった行為に対する責任や、多くの青少年の夢や理想を打ち砕いてしまった責任は大きいと思います。NHK東京オリンピックを目指すジュニアの世代にコーチ役として出演していた時に、子供たちにかけた言葉「夢をあきらめるな」その言葉を自ら台無しにしてしまった代償はあまりにも大きいと思います。