sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ウサギ用ケージでの監禁死・実刑判決出る

 東京都足立区の自宅で、次男(当時3歳)をウサギ用のケージに監禁し、死亡させたとして監禁致死と死体遺棄の罪に問われた父親の皆川忍時刻(31)と母親の朋美被告(29)に対する裁判員裁判で、東京地裁は11日、忍被告に懲役9年(求刑12年)、朋美被告に懲役4年(求刑7年)の実刑判決を言い渡しました。稗田雅洋裁判長は、「約2か月間、劣悪な環境に置かれた次男は、多大な苦痛を受けて命を絶たれ、同種事案の中でも最も悪質性が高い」と述べました。
 判決によると、両被告は2012年12月下旬ごろから、次男の玲空斗(りくと)ちゃんをウサギ用ケージ(高さ46センチ、縦40センチ、横57センチ)に監禁。13年3月3日ごろ、くわえさせたタオルの両端を後頭部近くで結び窒息死させ、その後、遺体を遺棄したとされています。遺体はまだ見つかっていないそうです。
 動機については言うことを聞かなかったということだそうですが、あまりにも身勝手で、悪質性の高い虐待事件だと思います。
 判決では最も悪質性が高いと指摘していますが、ならばなぜ懲役12年・7年の求刑に対して、減刑をする必要性があったのでしょうか。悪質性が高いというのであれば、情状酌量の余地はないはずです。このような事件を起こしておきながら、それぞれ9年・4年たてばまた世の中に出てきてのうのうと生きて行くことができるんですよね。そしてまた同じようなことを繰り返すのではないかと思います。やっぱり監禁致死・死体遺棄の罪で科せられる最も重い罪を負わせるべきだったのではないかと思います。
 それにしても、自分の子供をウサギ用のケージに入れて監禁するなんて、いったいどんなことを考えてそのような凶行に及んだんでしょうか。口にタオルをくわえさせて、息ができないようにして我が子を殺すなんて、ありえない…。同じ苦しみを味合わせてやったらどうなんでしょうか。