sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

広島の中学3年生、自宅で自殺

 広島県府中町で昨年12月、町立中学3年生の男子生徒(当時15歳)が自宅で自殺していたことが分かったそうです。町教委によると、学校側は自殺する前の進路指導で、素行に関する謝った記事に基づき、志望校への校長推薦は出せないと伝えていたそうです。町教委は今後、第三者委員会を設置して、自殺との因果関係を調べるということです。そして今日の臨時保護者会で経緯を説明した模様です。
 町教委によると、男子生徒は昨年12月8日午後5時ごろ、自宅で倒れているのを家人によって発見され、病院に搬送されましたが死亡したということです。
 生徒は第1志望の公立高校に加え、校長推薦が必要な私立高校を第2志望としていましたが、学校側が校長推薦を認めなかったということです。学校側が調査したところ、この決定は生徒が中1当時の素行に関する記録が誤ったまま行われ、進路指導の際、生徒にもその内容を伝えていたことが判明。同月中に家族に謝罪をしたということです。いじめなどの確認はされなかったということです。

これは「すいませんでした。心からお詫びいたします」という謝罪程度では済まない問題ですよ。何の落ち度もない生徒の素行に関して、誤った記録が2年間も放置されていた挙句、進路決定にあたり、校長の推薦も受けられないという、信じられない事態を招いた責任は大きいですよ。高校進学は、受験生にとっては大きな人生の節目ですからね。生徒の人生がかかっているんだっていうことが、頭の中から抜け落ちていたんでしょうか。
 第一まじめな生徒かどうか、推薦を受けるのにふさわしい生徒かどうかは、毎日見ていたらわかるはずですよ。進路指導に素行に関する誤った記述があるから、推薦を認めないというのは、おかしくありませんか?なぜこのような誤った記載が2年間も見過ごされてきたのか、不思議でなりません。