今日午前11:40分ごろ、新横浜→小田原間を走行していたのぞみ225号新大阪行きの1号車の車内から白煙が上がっているという通報があり、緊急停車して、乗客を非難させたというニュースが、昼休憩時間のニュースで流れました。初め、私は「車輌から出火したのか?」と思ってました。そして、乗客二人が心配停止状態で病院に搬送されたという速報が流れて、新幹線史上初の鉄道会社が責任を負うべき死亡事故が発生したのかと思いました。そして夕方のニュースでは、都内に住む71歳の男性(林崎春生容疑者)が車内にガソリンのようなものをまいて自分も油をかぶって、簡易ライターで火をつけて、焼身自殺を図ったということが報道されていました。事件発生直後の映像からは、緊迫した様子がうかがうことができますが、油のようなものをかぶった男性と、巻き添えになったと思われる女性が死亡し、26人が重軽傷を追う大惨事となりました。
男はポリタンクを持っていたということですが、改札を通り抜ける際などで発見できなかったのでしょうか。ポリタンクと言うと,かなり大きいので、目立つようにも思うんですが。
鉄道車内には危険物の持ち込みは禁止されており、当然違反すれば、厳しい刑罰が課されます。この事件の場合、車内で火をつけた放火の疑いがもたれており、車両自体の損害・修理費用のほか、新幹線を長時間にわたって麻痺させたということで、多額の払戻金が発生しており、何十億円と言う損害賠償が請求されると思います。恐らく損害保険も、生命保険もきかないでしょう。
この男性、何が原因で焼身自殺したのか、わかりませんが、死にたいのであれば、自分ひとりが死ねばいいものを、大勢の人を巻き添えにして、いい迷惑です。それと、鉄道会社も、こういうことも考えると、今一度安全対策と言うものを考え直さなければならないのかもしれませんね。