sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

酒鬼薔薇事件、犯人が本を出版

 1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件。犯人の少年はこの当時14歳で、警察を挑発するような文書を送りつけて、世間を震撼させましたが、その加害者である元少年が本を出版することになったそうです。遺族には謝罪の意を評した上で、なぜあのような猟奇的な事件を起したのかなどが書かれているようですが、私は加害少年がなぜ今頃になって、本を出版しようと思ったのか、深い疑問を感じます。事件当時、14歳の未成年であった元少年ですが、今は18年が経過して32歳になっています。今頃になって本を出すというのは、被害を受けた遺族や被害者に対しての贖罪の意味もあるのかもしれませんが、今頃になって「こういう理由があって事件を起したんですよ」って言われても、被害者が心に負った傷は消えることはありませんし、殺された児童が帰ってくるわけでもありません。私としては、再び世間の注目を集めたいだけなのではないか?って言う気がします。本当に申し訳ないという気持があるのであれば、こんなことをせずに、一生をかけて罪を償うべきではないかと思います。昨日の遺族のインタビューでは、出版に対して反対と言うことを言われていましたが、遺族から見れば、『何をいまさら言うのか?』と言う気持だろうと思います。
 第一こんな本が出版されて、その印税は元少年のところに入るわけでしょ?加害者である元少年が儲かるなんておかしくないですか?私は出版中止にしてもらいたいです。まぁ、出版されても買う気も無いですけど。