昨日行なわれたフィギュアスケートグランプリシリーズ第3戦上海大会。日本のエースでソチオリンピック金メダリストの羽生結弦選手が出場しました。が、試合直前の6分間練習の時に、中国選手と激突。顎を強打して出血し、頭には包帯・足も強打していたようで、出場が危ぶまれていましたが、応急処置を終えると、リンクに戻ってきて、試合に臨み、見事にオペラ座の怪人を演じきりました。足を強打していて、頭も恐らく脳震盪を起こした状態だったと思います。そのなかで、ジャンプでいくら転倒してもすぐに立ち上がって、必死になって演技をする姿に感動しました。
そして得点を発表されると、演じきったという安堵感からか、泣き崩れてしまいましたが、思わぬアクシデントにも負けずに演じきって2位に入ったのは立派だと思います。この経験はこれから後の試合で必ず生きてくると思います。
羽生選手の今度の試合はNHK杯だそうです。それまでに怪我が完治していればいいんですが。
昨日の試合を見ていて、思わず「頼むからあまり無理をしないでくれ～」と思いましたし、試合が終わってからも「早く病院に連れて行ってあげて欲しい｣そう思いました。演技を終えて引き上げてくる姿を見ると、足を引きずってましたからね。
まずは怪我の治療に専念してから、次の試合に臨んで欲しいと思います。羽生選手の昨日の頑張りにアッパレをあげたいと思います。
ただ、今後の選手生命のことを考えると、棄権をしてもよかったのではないかと思います。怪我が早く完治して、再び元気な姿でリンクに立てる日を待ちたいと思います。何と言っても日本を代表するフィギュアスケート男子のエースですからね。
