2003年の三学期が始まって、息子が幼稚園に再び通いだしたところからお話を進めましょう。
1月12日は私が連絡帳に書き込みをしています。
今日は天気もよく、暖かかったので熊毛の実家に行ってきました。昼食後、散歩がてら田んぼのほうに行ってきました。息子は歩いて行ったんですが、次男は一輪車に乗っての散歩でした。恐がるかなぁと思っていたのですが、大喜びで乗っていました。息子も乗って見たいと思ったのでしょう、僕も乗ると行って乗ってきたのですが、二人足して30kgというのはさすがに重く、父ちゃんのほうがリタイヤしてしまいました。
散歩のゴール地点にはマルちゃんというメスのビーグル犬がいるんですが、息子はおっかなびっくり。次男は恐いもの知らずで、対照的な二人でした
夜は皆で食べて帰ったんですが、息子も次男も散歩のほか、ボール遊びなどで外で走り回っていたので、疲れたのでしょう、ぐっすり眠っていました。
そして翌日の成人の日の書き込みは元嫁が行っています
1月13日
今日は母と次男の三人で秋穂の海辺の散歩。砂いじり･滑り台で遊び、天気も温かく、海風に当たって気持ちよさそうに走り回っていました。船が何艘もあったので声をかけてみると「ふね～」と言ってました。
その後山口セミナーパークに森林浴に出かけてたくさん散歩したり、ボール遊びをして、ほっぺたが真っ赤で汗びっしょりになるまで遊びました。
ジュースを休憩に飲んだら、弟と二人でお互いのジュースを取り合いっこ。面白かったです。
空気の美味しいところに行くと気持ちもよく、体にもいいと思うのでなるべく連れて行きたいです。
兄弟仲よく育っていけるようにと思います。
兄ちゃんの後ろを次男が一生懸命追いつこうとして、楽しい、且つ大変な一日でした。火曜日からも元気に楽しく過ごせたらいいです。
先生からの返事は
1月14日
たくさんおでかけされたんですね。お友達皆に話したら「散歩ばっかりだね～。散歩が好きなんだ～」と朗らかに笑ってました。
今日もとても調子がよく、元気に過されました。
PS:劇の歌、私が作詞作曲したのですが、息子さん、とても気に入ってくれているようです。
とありました。こういう何気ない日々の暮らしが本当の幸せなんだということに私としては気づいて欲しかったです。終わってしまってから、過ぎ去ってしまってから”たられば”を言っても仕方がないことですが、元嫁がこういうことが幸せなんだと言うことに気づいていれば、宗教に狂うこともなかったでしょうし、家の中が常にもめることも、元嫁と私や私の身内との間に軋轢が生じることもなかったと思います。私としてもできれば離婚なんていう、子供にとって悪夢のような、最悪な事態だけは避けたいと思っていましたが、このおよそ6年後に私たちは離婚することになります。
