sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

夏の旅2014・2日目パート2

 中部天竜を出た飯田線の電車は天竜峡までの間、非常に山深いところを走っていきます。この区間には電車でしかいけない駅・俗に言う秘境駅というのが点在しています。小和田駅平岡駅などはその中でも秘境駅中の秘境駅として全国にも知られています。今回はこれらの駅で下車することはしませんでしたが、行楽期間中には飯田線秘境駅号が運転されるので、興味のある方は一度乗車されてみてはどうでしょうか。
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中部天竜を出て城西→向市場間で見た風景です。台風11号の影響で、この辺りも大雨が降ったようで、川の水が茶色く濁ってました。
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そして、飯田線の主要駅の一つ。水窪駅に到着。この駅も難読駅名として知られています。そしてここを出ると飯田線で最長の大原トンネルを抜けて大嵐に向かいます。
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水窪を発車してすぐに渡るのが天竜川の支流水窪川。この河川もかなりの急流です。
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そして、全国の秘境駅の中でもトップ3にランキングされる小和田駅に到着。ここは飯田線の電車以外に到達する手段がなく、家もここから歩いて15分くらいのところに一軒あるのみ。郵便配達員さんや宅急便などを届ける場合、水窪駅から担当の方が飯田線の電車に乗ってやってきます。
 ここは愛知県・静岡県・長野県の三県の県境に位置し、ここを出ると長野県最南端の駅である中井侍に到着します。
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平岡→為栗間で見られる天竜川の流れ。この付近はダムによってせき止められているので川の流れも緩やかになっています。それにしても人家が全く見えない・・・よくこのような険しいところに線路を敷設したもんですネェ。
 
ではここで、飯田線の存在する難読駅名を紹介しましょう。
皆さんいくつ読めますか?
①出馬
③大嵐
⑥温田
⑦駄科
⑧鼎
⑨沢渡
 
これらの地名は、一説によると飯田線沿線は非常に山深い中にあり、他の地域との交流が困難だった時代にこの地方独自の地名が生まれて、それが今に受け継がれているともいわれています。
 
このあと、飯田線をさらに北上して、天竜峡で乗り換えて、さらに飯田で乗り換えて、この日の最初の目的地である駒ヶ根を目指します。