あさって7日は七夕の日。この前の日曜日の夜は天気がよかったので、日が暮れた後、外に出てスターウォッチングを楽しんだ私です。今の時期、北斗七星が北西の空に輝いており、その北斗七星から延びる曲線を辿って行くと牛飼い座の一等星アルクトゥールスに行き当たります。さらにその曲線を伸ばして行くとおとめ座の一等星スピカに辿り着きます。このおとめ座には今、火星が赤い光を放って輝いているのが見えます。さらにおとめ座より東のほうを見れば、赤く輝く一等星、さそり座のアンタレスが見えてきます。夏の夜空を代表する星座のひとつなので、よく目に付く星座です。
そして北のほうに目を向けると、琴座の一等星ベガ･わし座の一等星アルタイル・白鳥座の一等星デネブが見えてきます。ベガ･アルタイル･デネブを結んで出来る三角形を夏の大三角と呼んでいます。
それではいくつか写真を写しましたので七夕気分に浸りながらでもご覧ください。
まずは赤く輝く火星から。火星のとなりに見えている明るい星がスピカです。
そしてこちらがおとめ座のスピカ。純白に輝く綺麗な星です。
そしてこちらが織姫星、ベガのあること座全体を写して見ました。
そして一番下の写真が、さそり座の上半分を写したものです。
さそりの心臓のところで赤く輝くのはアンタレス。アンチアレースという言葉が語源で、火星に対抗するものという意味です。日本では酒酔い星という古い名前が残っています。
皆さんも夏の夜空を見上げて、スターウォッチングに浸って見られてはいかがでしょうか。…
