智頭急行と若桜鉄道に乗車したときのレポートの後編です。智頭急行の列車で智頭に到着したあと、因美線に乗り換えて若桜鉄道の始発駅である郡家へ。やってきたのはJR西日本の車両かと思いきや、智頭急行の車両でした。因美線の普通列車には智頭急行の車両も運用に入っており、郡家まで智頭急行の車両で向かうことになりました。12:56分に智頭を発車した列車は因幡社・用瀬・鷹狩と停車して、難読駅名として知られる国英駅に到着。(これでくにふさと読みます)そして、郡家で下車。若桜鉄道の列車の発車時刻まで1時間以上あるので、時刻表をぱらぱらめくりながら、来年の夏の旅行の予定を立てていました。来年は北陸新幹線が金沢まで開業するので、それに合わせた予定を組んでみようかと考えているんですが、時刻表をながめながら大まかなコースを組んで時間をつぶしていました。
時刻表尾眺めて予定を組んでいると、鳥取からやってきた若桜鉄道の列車が到着。14:39分に郡家を発車して、思いっきりローカルな雰囲気が楽しめる車窓を見ながら、田園風景の中を走り抜けていきます。このあたりは20世紀梨の産地として知られ、沿線には数多くの梨畑が見られました。そしてこの鉄道のもう一ついいところは、古い駅舎を大切に使っているというところ。古い木造駅舎が残されており、実に味わい深い鉄道です。古い易者と梨畑が見られる風景。いつまでも残してほしいなと思いながら、全長19.2キロの短い路線の旅は終わって、若桜に15:09分に到着。この列車が15:16分発の折り返し鳥取行きになるんですが、この列車に乗らないと帰れなくなるので、易者などを撮影すると、すぐに列車に乗って折り返したんですが、前に一両増結されて2両編成になっていました。このローカルな路線でなんで2両??と思ったんですが、その謎は程なく解けました。沿線の小学校で遠足があったみたいで、途中の徳丸駅だったかな?大勢の小学生が乗り込んできて、因幡船岡?で下車していきました。車内がすいたと思ったら、今度は八頭高校前駅から大勢の高校生が乗り込んできて、そのまま鳥取方面に向かう・私と同じように智頭行きに乗る通学生が乗り込んできました。私は郡家で下車して、智頭行きに乗ったんですが、この智頭行きも智頭急行の車両でした。智頭で乗り換えて、智頭急行の列車で上郡に戻ったんですが、この日は結局全行程が第三セクター鉄道の車両でした。