この前から新聞などで報道されている、埼玉県内の高校の先生が自分の子供の入学式に出席するために、自分の学校の入学式を欠席し、新入生の担任として、入学式に出なかったことに対して批判が相次いでいる反面、擁護する意見も寄せられています。
この問題、私なりに考えてみたんですが、私は二人の子の親として、自分の子供の成長を見届けたいという思いがあります。なので、自分の子供の入学式に出たいという心情はよく理解できます。誰でも自分の子供が節目を迎えたらやっぱり自分の子供の晴れ姿をこの眼に焼き付けておきたいと思うのがごく自然だと思います。ただ、担任として受け持ったのならその責任もあるわけで、学校側も今年入学式を迎える子供がいるというのは、事前にわかっていたはずで、立ったら今年は担任の受け持ちを他の学年に変えるとか、今年一年は担任から外すとか、そういった措置も取れたのではないかと思います。それでもどうしても外す事ができないというのであれば、諦めるより仕方がないのかとも思いますが、学校側の対応次第では、もっと柔軟にことを運ぶことができたんではないかと思います。このような問題どこの学校でも起こりうるわけで、もうちょっと批判する前にどうしたら学校の先生が自分の子供の入学式を見にいけるか、入学式に出席できなければ他の家族に頼みやすい環境を整えるほうが咲きなのではないかとも思います。
